エアーダスターの修理

プラスチック製のエアーダスターはレバーの固定部が折れる。

10年以上前に買ったセットの安物なのでしょうがないのだが、本体側は問題なく、ちょうどいいサイズのアルミの端材があったので、レバーを作ってみた。
折れた部分はもちろん軸が通る部分。

プラスチックで柔いのに、薄い作り。

エアーダスターのレバー作成

使用するのは部材は、アルミ5052材。アルミの中での強度は低い方だがヤスリなどで削りやすい。

まずは、折れたレバーをアルミ板に乗せけがいた後、バンドソーでおおよその形に切り出す。

切断時に思いのほか熱を持つので休み休み、冷やしながら切断。夏場だとしょうがないのかなぁ。
ベルトディスクサンダーで、直線部は上部、曲線部は先端のR部分で削る削る。

これも熱を持つので注意。
レバー完成。

穴の位置をベースに、先端上部(初期位置が決まる)とエアー出力のスイッチを押す部分のみ気を付けて調整すれば、他はあまりこだわらなくて良いが、握り部分のRをちょっと凝ってみた。
裏側はプラ製は真ん中が刳り抜かれているが、作ったアルミ製は刳り抜かない。

強度はプラと比較にならないほど出るだろう。

エアーダスターにレバーを組み付け

ピン一本なので組み付けは簡単。

製作に3時間程度かかった。
手間を考えると買った方が安いだろうが、技術向上を目指し修理するのもありだと思う。
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