リード90のヘッドライト

リード90のヘッドライトは2灯式なのだが、片方が点いていない。

電球を購入し、取り替えたのだが点かないので調べてみた。

ヘッドライトカバーの取り外し

フロントの中央、首のところにボルトが1本あるので外す。
メーターカバー側に左右に1本ずつボルトがあるので外す。
左側のミラー。
外すのだが、まずはゴムのカバーを上に引き上げて外す。
金属のプレートがあって、ここにゴムのカバーが引っ掛かっていた。
このプレートの上がミラーを固定するナットで、これを緩め、その後、ミラー全体を回転させて抜くボルトを抜く。
右側のミラーは高年式(対策品?)の場合、逆ネジ仕様となっている場合があるので注意。
(コケた時に緩んで内側に入って、折れないような対策)

これも元々は正ネジであったが、駐輪場で折られていて、購入したら逆ネジ仕様となっていた。
逆ネジ仕様のアダプターが間に入っているのが見える。

純正でミラーを取るとセットで付いてくるので、別に用意する必要はない。
ヘッダライトカバーの上部は爪で止まっているので折らないように注意。カバーを上に引き上げる感じで爪から外し、前に外す。

中央に横長、左右に丸の爪がある。メーカー・車種により爪の位置や数が異なるが、みな爪で止まっている。
これは取りやすいタイプで、外れにくい車種もある。
コネクターはウインカー2か所(丸型2本)、ヘッドライト1か所(3P)。

全部外せばカバーは外れる。

バルブの取り外し

ソケットは軽く押し込んで回転させると外れる。
見た感じ、球は飛んでいない。

新しい球に変えても点かない。どうやらソケットが悪いようだ。
テスターでソケットの導通を確認すると、最初は全く導通していないようだったが、電極部分(前の画像のソケットの丸2つ)をちょっと削ってやるとなんとか導通した。
コンタクトスプレー(接点復活材)をかけて、電極部分をマイナスドライバーで引っ掻いて汚れ(錆び)を落としてみた。
新しバルブを入れると付くようになったが、電球の方も切れていないのでは?と思い。電極を確認。

片方だけ電極中央がかなり凹んでいたため、両方の電極が同じ高さになるようにヤスリをかける。
(電極の片側が浮いてしまうのを防ぐため)
コネクター側も接触が悪くなることが多い。

そのため、ここにもコンタクトスプレー(接点復活材)を吹きかけ、何度か抜き差し。
もしそれでもダメな場合は、メス側の端子を外して挟む部分の隙間が薄くなるようにラジペンなどで潰してやるとよい。
ライト復活!

バルブ交換の必要はなかった。

バルブが点灯しない場合

安易に新しいバルブを買うのではなく、バルブやソケットの接触を確認した方が良い。
特にH4形状ではない小型のバイク(スクーターやカブなど)はソケットが痛んでいる場合が多い。
ライトスイッチ・ハイ/ロー切り替えスイッチが痛んでいる場合もある。

CD50でも点かないことがあり、ソケット交換で直っている。
今はハイ/ロー切り替えスイッチの接触でたまに点かないことが・・・

リード90はヘッドライトが18Wで暗いので、ちょっと明るいやつにしようと25Wを2つ買ったのだが、今回は交換を見送り。本当に電球が飛んだ時に変えることにしよう。
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