重複ファイルマージツールの特徴

Windowsの機能ではファイルの内容で同じファイルを検索する機能はありません。

特に最近では、画像ファイルを、サイズの変更や加工が簡単にできるようになり、同じ画像ベースのファイルがいくつもある状況が多くなりました。
同じファイルをデジカメからPCに落としたら別名のファイルになってしまうなんでこともあります。

そこで作成したのがこのツールです。
ベースとなるファイルを探すことや、同じ画像のファイルをマージすることが簡単にできます。

機能としては、
〇重複ファイルの検索
・画像ファイルの場合、サイズや画質の変更、加工、回転など行ったファイルも重複ファイルと判断可能。
・テキストファイルの場合、エンコード(文字コード)が異なるファイルでも重複ファイルと判断可能。
・バイナリーファイルの場合、完全一致のみ判断可能。
・上記3つを対象・非対象の設定が可能。
・ファイル名での検索も可能(コピーファイルなども対象とできる)。
・ファイル名とファイル内容のAND検索、OR検索の設定が可能。
・チェック対象として、ファイル(単体)とディレクトリ(下位ディレクトリを含む全て)が指定可能。
〇マージ(統合)
・手動操作と自動実行が選択可能。
・優先順位の設定やファイル操作(コピー・移動・削除)など細かく設定可能。
など

なお、ベクターにも登録しており、こちらは画像付きの正規マニュアルも付けております。ご参照ください。

重複ファイルマージツールの画面紹介

【メイン画面】

重複ファイルを検索する画面です。
チェック対象、チェック先を指定して、ファイル内容やファイル名で比較します。
比較後に、マージボタンを押下するとマージ画面が開きます。

【設定画面(画像判定)】

画像の重複を判定する条件を設定します。
画素の一致の割合などを変更することで、加工している画像でも一致と判断できます。
縦横比率違いの扱いを「回転して判定」としておくと、自動で90°、270°回転させてから判定します。

【設定画面(マージ設定)】

マージ(統合)を行うための設定です。
マージ先の設定や、優先ファイルの判定基準、マージ動作時のファイルの制御を細かく設定できます。
最初は手動選択で、動作を確認してください。

【マージ画面】

マージを行う画面です。
マージするファイルの選択や、マージ先の指定が行えます。
設定画面の自動設定で指定した条件で優先ファイルが選択されています。

重複ファイルマージツールの実行例

【重複ファイルの検索】

比較対象を設定画面で指定し、チェック対象とチェック先を指定、条件を設定して比較を実行します。
チェック対象やチェック先は直入力、ドラッグ&ドロップ、参照が使用可能です。
例として、2つのディレクトリのファイルを比較しています。

【重複ファイルのマージ】

比較の結果をマージします。
チェック対象1ファイルに対して、チャック先の4ファイルが同じ画像としてマージ処理を実施しており、 優先ファイルとして、チェック先にあるサイズの大きい画像が初期選択されています。
選択されたファイルの現状のディレクトリ階層を元にマージ先が選択されいます。
これらの選択は手動の場合は変更可能です。
マージボタンの押下で、ファイルがマージ(不要なファイルの削除と優先ファイルの移動)されます。

動作環境

WindowsXP以降で.NET Freamwork3.5が動作する環境。

【動作確認済み環境】
  Windows10 Pro 64bit

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