横型エンジンのエンジンの載せ替え

中華125cc5速エンジンからCD50ノーマル(デイトナ88ccボアアップ)エンジンへの載せ替えを記載。

エンジンの作りが若干違うので、載せ替えが逆の方は注意。

横型エンジンの取り外し(中華エンジン)

シフトペダル(ボルト1本)、Lクランクケースカバー(ボルト3本)の順に外す。

シフトペダルは意外と抜けにくい。
切り欠きに-ドライバ等を入れて広げるように力をかけたり、前後左右に揺すって抜く。
Lクランクケースカバーを開けたところ。
この中華エンジンはチェーンラインが若干外側。
そのため、チェーンのリンクは内側にクリップがくるようにしている。
スプロケットを外す。

ボルト2本でプレートが固定されており、プレートの切り欠きがドライブシャフトの切り欠きに引っ掛かって抜けないようになっている。

チェーンが張ってスプロケットが外れにくい場合は、リアタイヤの位置を調整。
Lクランクケースの下部のボルト部分。

チェーンが当たって削れている。
1速時にカタカタ音がするのはその為かな?
そうすると、2速以上では音がしないのはなんで??
スプロケット小さくしても音が消えないのはなんで???
プラグキャップとマフラーを外す。
ブレーキのスプリング、ブレーキスイッチのスプリング、キックペダル、クラッチワイヤーを外す。

クラッチワイヤーは、エンジン側、レバー側共に引っ掛かっているだけなので、緩めてやれば外れるはず。途中で調整があるものを使っている場合は、調整部分を弛む方向に調整してやれば簡単に外れる。
マグネット付きのドレンボルト。
エンジンオイルを抜いたら、結構な量の鉄粉がついている。中華エンジンは必ずと言っていいぐらい出る。
ステップを外す。エンジンしたでボルト4本で止められている。
サイドスタンドも一体となって外れるため、事前にセンタースタンドやメンテナンススタンドに移行すること。
また、サイドスタンドにスイッチの配線が来ているため、注意。邪魔なら抜いてしまうこと。
サイドカバー内のエンジンからきている配線(6Pカプラーと丸型)を抜き、エンジンが外れても問題が無いように外に出す。

この中華エンジンは、各シフトの配線があるため、使用している場合はそれも抜く。
キャブレターを外す。
マニホールド部分のボルトを外し、燃料コックにタイラップで仮止めした。
エンジンを降ろす準備完了!
エンジンマウントのボルト①。
先っぽにスプリングがかけられるようになっており、ブレーキのスプリングとブレーキスイッチのスプリングがかかっている。
エンジンマウントのボルト②。

エンジンはこの2つのボルトで止まっている。
上記2本のボルトを抜けばエンジンが外れる。

エンジンの取り外し完了!

中華エンジンとノーマル(ボアアップ)エンジン

上からの画像。
ヘッドがノーマルエンジンより大きく、シリンダーも長い。
右からの画像。
この中華エンジンはシリンダーが鉄製。
かなりヘッド部分が重く、床に置いたときにノーマルエンジンは普通に置けるが、中華エンジンは前に倒れる。
左からの画像。
フライホイールの材質が全くことなる。

横型エンジンの取り付け(ノーマル(ボアアップ)エンジン)

ブローバイのチューブかな?これの取り付けが面倒だった。
年式古いのは下に垂らすだけなんだが、このCDは2000年式でエアフィルターの方に循環させため、上方向にチューブが出ている。
フレームを下から除くと接続部が見える。
サイドカバーを外して中を見るとフレーム前方にプラスチックの容器が入っている。
一旦取りたいため、上のチューブを外す。
ボルトで固定されているので、ボルトを外すと下に抜ける。
接続してみたところ。
このままエンジンを付けようと思ったが、このプラが邪魔でうまく入らない。

そのため、エンジン側でチューブを外し、容器にチューブが垂れ下がっている状態でフレーム内に収める。
エンジンマウントの後ろ側のボルトのみを入れエンジンを固定すると、若干フレームとエンジンの間を空けることができる。
その隙間からラジペンを入れ、エンジン側にチューブを接続する。

なお、後ろ側のマウントのボルトは先がスプリングを引っかけられるタイプ。車体左から右に入れる。
前側のボルトも入れて、エンジンの固定完了。
ステップ(サイドスタンド付き)をエンジンに付ける。
スプロケットを付けた後、Lクランクケースカバーを付け、チェンジペダルを付ける。
配線(6Pカプラーと丸型)をカバー内に収め接続。
キャブレターのマニホールドを固定してこちら側は完了。

詳細は取り外しを参照。
クラッチワイヤー、プラグキャップ、ブレーキのスプリング、ブレーキスイッチのスプリング、キックペダル、マフラーを付ければ完成!

詳細は取り外しを参照。

オイルクーラーの取り付けについては次を参照。
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