横型エンジンのオイルポンプの交換について

CD50(ベンリー)のエンジンのRクランクケースカバー側。
クラッチを外すと、オイルポンプが見える。

ノーマルのオイルポンプからデイトナのメガオイルポンプに交換する。流量はノーマル(12V)の2.3倍、ノーマル(6V)の3.7倍。

オイルポンプ交換に伴いクランクケースのオイルスルー穴をオリフィス加工する必要がある。
メガオイルポンプでの穴径は2.5mm。他社製品であれば、径が異なるので注意。
加工にはシリンダーを外す必要がある。

横型エンジンのオイルスルー穴の拡大(オリフィス加工)

オイルスルー穴はクランクケースのシリンダー取り付け部の右下にある。
ドリルで穴を拡張するのだが、スタッドボルトが邪魔となるため、外す。
外すには、スタッドボルトリムーバーという工具があるが、たいして固く止まっていないため、ダブルナットにしてスパナで回せば簡単に外れる。

ガスケットを剥がすのに邪魔なので、全部外す。
固着しているガスケットをスクレーパーで除去。

クランクケース中央のガスケットがシリンダー側にはみ出していた。
今まで良くオイルが漏れなかったなぁ・・・。
オイルストーンに切削オイルを塗って、全体的に研磨。
ガスケットを剥がした部分と中央のはみ出た部分が平らになるまで実施。
ドリルで穴を拡張すれば良いのだが、削りカスが中に入らないように塞いだ方が良い。

メガオイルポンプでの穴径は2.5mm。
表面の削りカスを除去する。

もともとが1mmぐらいの穴なので、流量2.3倍で2.5mmってところかな?
オイルポンプとの間に空間があり、ここにも削りカスが入るため、除去する。

横型エンジンのオイルポンプの交換

オイルポンプは3本のボルト(+)で固定されているため、ボルトを外す。

※このボルトはそんなに固くないため、普通のドライバーで外れる。
薄いガスケットが入っている。
ノーマルとメガオイルポンプ。
若干メガオイルポンプの方が若干分厚い。ボルトは、ノーマルは+に対して、六角穴付ボタンボルトとなる。
ノーマルとメガオイルポンプ2。
裏面は大差ない。
六角レンチやヘキサゴンソケットを使用してメガオイルポンプを取り付け。

交換完了!
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